2011年3月11日、東日本大震災が起き、福島第一原子力発電所が大被害を受けたことは承知の通りです。その結果、放射能が飛散し、様々な影響が出ています。こだわりの味協同組合では、原発事故直後より、この問題に注目し検査の実施を行ってまいりました。静岡市内の消費者グループがチェルノブイリ原発事故に際し、検査機械を購入し放射能検査を実施しました。震災後、検査を再開したとの情報を得て早速、自然の味認定商品の検査を依頼することと致しました。

検査の基準を如何にするか？は、組合内部でも様々な意見が出ました。結論としては「検出限界値※を5ベクレルで設定し、検査の結果が不検出であること」を原則とすることに決定しました。(事故後、10年を経過した2021年からは原則として、検出限界値2ベクレル以下、且つ検査結果が不検出であることを原則としています。)

こだわりの味協同組合では上記の通り静岡市内の消費者グループの皆様の検査を主体として実施しておりますが、他の機関での実施でも、もちろん商品として認めております。その場合の基準は、若干緩い基準でも認めることがあります。検査結果は毎年更新しながら公表させていただきます。(一部商品においては商品段階ではなく、原料段階で検査する場合もございます。)

2023年　 2022年