鹿児島県産の粗製糖

蟹キトサンは加工助剤として、粗製糖に含まれるマグネシウム（苦み成分）を
取り除く為に使用し、製品になった状態では除去されますが、
アレルギー反応に関しましては、100％問題がないと言い切れません為、
恐れ入りますがご使用につきましては、専門の先生に相談されてから
御判断頂けます様お願い申し上げます。

鹿児島県産の粗製糖は、製造途中で加熱工程がございますが、ボツリヌス菌処理の為の加熱ではございません。

ボツリヌス菌は芽胞菌と呼ばれる菌の一種です。
芽胞菌は過酷な条件下では芽胞を形成して休眠し、好条件になると発芽して、細菌本体に戻り繁殖します。
ボツリヌス菌が繁殖するのは、空気に触れていない密閉された空間、ボツリヌス菌が生きるために必要な水分、栄養素がある、という3つの条件が合わさった場合に限定されます。

粗製糖の中ではボツリヌス菌は休眠状態となり、繁殖できる状態ではございません。
これまで粗製糖でボツリヌス菌を検出したことはございませんが、基本的に、砂糖類は一歳未満の乳児には使用しない方が良いと聴いています。

もちろんボツリヌス菌の危険性が大きな問題ですが、砂糖の強い甘味により、他の味覚形成が邪魔され、幼少時の味覚形成に影響を与えてしまうといわれています。
そうなると、生活習慣病や、糖尿病になる可能性も懸念されます。
砂糖の代わりにりんごやさつまいもなど、自然の甘さを使われると、美味しくなるかと思います。是非、自然な素材の甘さを活用してみて下さい。